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北海道記。(江別製粉㈱訪問)

2016.05.05 Thu
こちらはゆめちからの畑です。(こちらも片岡さんの畑。)

秋撒き小麦の為、そろそろ小麦色に染まっていきます。

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ゆめちからは以前十勝で収穫を控えた畑に伺ったことあります。
収穫を迎える時期には小麦は黄金色に染まり、
小麦色とその名のとおり、見渡す限りの黄金色に染まるのだそうです。

それはそれは素晴らしい景色だそうです。

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↑ゆめちからはヒゲが長いのが特徴。









移動する途中に、トイレットペーパーの超ビックサイズのものが畑に転がっていました。

これはなんですか?
と伺ったら、
ロールベールといって
牧草を機械でまとめてプレスして、このようにロールにするのだそうです。
(白いカバーが被されています。)

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牧草ロールは、1個の重さが約500~700キロ、直径約1.5メートルもあり、
これを牧場に持っていき、冬の間、牛のエサとなるんだそうです。

この牧草ロールの値段を聞いてびっくり!
5000円くらいなんですって!
安すぎやしませんか??






北海道ならではの光景です。




以前に、麦わらロールという
麦を刈り取ったあとの麦わらをロールにしている光景を目にしましたが、
こちらは牛の寝床になるそうです。












江別製粉㈱さんにお伺いしました。

DSC02666.jpg

工場見学をさせていただきました。

工場内撮影禁止だったため画像はありませんが、
いつも使っている小麦がどのように製粉されて、袋詰めされるか、この目で見ることができました。


小麦一粒で部署によって20種類くらいに分類される。
それを組み合わせていろいろな銘柄の小麦粉が出来上がる。



そうそう、全粒粉って一粒の小麦をまるまる挽いたものだと思っていませんか?

石臼挽きの単一品種ならそうなんですが、
「全粒粉」っていう名前で売っているものって、
製粉されたときに20種類ほどに分けられて、
それをいろんな小麦のあちこちの部署を組み合わせて集めて、それを全粒粉の成分と同じようになるように配合されているんですよ。












テストキッチンを立て直されたばかりでピカピカでした。

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小麦を育てるには半年くらいかかる。

その前に、品種改良など相当な時間や労力を費やした方々が携わっている。

天候によって左右される収穫。

手塩にかけて育てられた小麦たちがやっと収穫を迎えて、

それがサイロ(乾燥室)に送られ、

製粉会社さんが買い取り製粉する。

そしてはるばる北海道から小麦粉として我が家へやってくる。


遠い遠い道のり。

大切に使わなくっちゃ。

たまにこぼしちゃったりするんだよね、もったいない。。。

きちんとおいしいパンにしてあげたいな。












そしてまちむら牧場へ。
直営店ならではのいちご牛乳や、ソフトクリーム、ドーナツなど~。
もう来たからには食べちゃうでしょう!

北海道いいなあ~!

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丁度、札幌駅前に六花亭ビルがオープンしたばかりで立ち寄りました。
6階建てのすごいビルでした!

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北海道記。(片岡さんのはるゆたか畑。)

2016.05.04 Wed
この旅のメインイベント。

はるゆたかの畑行く。



江別製粉㈱さんに声をかけてもらって数年、
ついにこの日がやってきた!


大きなパン屋さんでもなく、パン職人でもなく、小さなパン教室を細々とやっているだけの私が、
もちろん消費ロットも本当に少ない、
顧客と言っても年間消費量だってごくごく少ない私が
ただ
はるゆたかが大好きで
ずっと20年間変わらず使い続けてただけなのに、
こういう機会に恵まれて本当にありがたく感謝であります。




去年ではるゆたかは生誕30周年だそうです。(伺ったのは去年だったので丁度30周年!)
なんともミレニアムな年に伺えたものです。
うれしい。


私がパンを焼き始めたのは今から丁度20年前。
結婚して、専業主婦になった私は時間がたっぷりあって、食べるもので手作りできるものは全て手作りしたいなあ、と思った。

だからパンを習い始めた。
せっかく手作りするんだから、自然なもの、体いいもので作りたいと思った。
パンを焼き始めた当初から国産小麦を使用していた。
(たまたま習いにいったパン教室が国産小麦を始めとする自然なものを使っていた。)
そしてはるゆたかに出会う。

そこから浮気もせず20年。
どんどんと製パン制もよくなり、なにしろおいしくなった。
20年前、国産小麦は扱いにくく、膨らみが悪い、
と言われていた時代、それはもう神話でしかない。


今回、そのはるゆたかの生みの親もある、第一人者、片岡さんのところへお邪魔させていただいた。
連れてってくださった江別製粉さん、ありがとう!!

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お庭に、
農林水産大臣賞および、内閣総理大臣賞を取られた石碑が。
さすが、日本を代表する小麦生産者さんです。

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はるゆたかは「幻の小麦」言とわれる所以、
そして春撒き小麦であるはるゆたかを初冬撒きという前人未踏の生産方法により、安定した生産量を生み出せるようになったわけを
パネルにしてご説明してくださった。
(小麦には秋撒き小麦、春撒き小麦とがあり、秋撒き小麦は越冬で生育期間が長い。
 春撒きは生育期間が短いが、病気になりやすい。はるよこい、などはるが着いているものは春撒き。)

パネル係りは江別製粉㈱の安孫子専務。
なんとも贅沢な。

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この時、たまたまパンラボの池田氏ともご一緒させていただいた。
新麦コレクションの取材でいらっしゃっていた。
池田さんとお会いするのもお久しぶりだった。
純粋に、心からパンがだいすきーーーーー!!っていう方。
北海道5

左が片岡さん。



詳しい説明は池田さんがパンラボのブログで詳しく書かれています。
こちらをご覧ください。
(スクロールしていくと、下の方に出てきます。)




片岡さんが作られたはるゆたか。
いただきました。
こちらで買えます

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通常のはるゆたかと何が違うの~~??
と思うでしょ。
ぜんぜん違います。

お高いのでレッスンでは使えないのですが、
いつものはるゆたかと焼き比べた記事はこちら


前田さんのキタノカオリもそうだけど、
同じ品種でも土壌や育て方で、こうも違うものか、と思う。
もちろん、製粉会社さんの製粉技術でも違ってくる。

小麦って農作物なんよなあ。
よくよく考えてみれば当たり前。













さて。

畑へ移動。


もう嬉しすぎる!

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(あほなことに、いつものブログ用の画素数でめちゃくちゃ画像悪い。。。もっと大きく撮ればよかった。。)




7月上旬だったため、
穂は青々としている。


花が咲いて、枯れて、種子になる。
それが小麦。

DSC02646 - コピー




よーくみると、小さな白い粒がみえますよね?
これが花が咲いたあとのこれから種子になる準備をしている小麦です。


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まだ小麦になる途中段階の実を殻を破って見せてくれた。
水分を含んでいて瑞々しい実。
それを指先でつぶすと白い液体が出てくる。
これを小麦のミルクというのだよ、と。




片岡さんは
はるゆたかは世界一うまい粉だ、とおっしゃる。
そうやって小麦の一品種のみに人生をささげた方。
そのお陰で私たちはおいしいパンを焼くことが出来る。

おいしいパンが焼けるのはおいしい小麦があってこそ。
そして生産者さんの努力があるからこそ。

私もそう思います。
はるゆたかは世界一おいしい。
(私の個人的な意見ですが。)


今日もいいパン焼ける。

ありがとう!




北海道1







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